└京都ほんわか読書会 感想☆

【京都読書会感想】第73回ほんわか読書会in関西

■ほんわか読書会オフィシャルHP■
※日程・感想などをまとめてあります↓
http://book.geocities.jp/honwakadokushokai/
【京都】第73回ほんわか読書会in関西(大阪・神戸三ノ宮・京都)】
読書会…H23年12月18日(日)朝10時から12時10分頃
世間一般では師走という事でお忙しい時間を過ごされているかもしれませんが、MyTimeは心なしかゆったり進んでいる気がします(←ある意味、問題かもしれませんが^^;) ただ、今朝は先日からの更なる急な冷え込みで京都に向かう車内でのブログを書く手が遅々として進まないのは気のせいではない気がします
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※乗換駅である京阪天満橋の外の風景↑
今回、読書会の場所を少し変更したのですが、あえて京阪で。毎度の事ながら京阪電車(特急)のシートの座り心地、電車の静かさなどを含めて、、イ〜イ気分にさせてくれます(=^ェ^=) が、、、到着駅の祇園四条に着く直前に財布が鞄に入ってない事に気づく
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!(◎_◎;) どうする⁈
今回、とある理由で河原町の上島珈琲から急遽こちらに変更しました↓
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STAR BUCKS 京都四条通ヤサカビル店(京都府京都市下京区)
http://www.starbucks.co.jp/
地図はこちらをクリック☆
初の読書会の場所だったので早目に到着したので思ったよりテーブルが空いてます。場所はOKグッド(上向き矢印)あとは注文を、が、、、、pitapaもICOCA(お財布ケータイは無し) も使えないとの事(~_~;)、悩んだ挙句、近くに住む知人宅に朝っぱらから押しかけたりと、、
そんな何事も無かったような読書会の様子はこちら↓
H23年12月18日京都読書会inスタバ.JPG
それでは今回の本の紹介のコーナーですひらめき
【朝、○○を忘れたM】
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『ほめ言葉の魔法力 (PHP文庫 う 18-1) [文庫]臼井 由妃 (著)』
この本は人に対してお世辞を言えと言っている本ではなく、人間関係を滑らかににする為の潤滑油としての褒める言葉を提唱されています。
仏教の本来の教えである自利利他 (まず他利ではなく)まずは、自分で自分を褒めてあげる。そして自分が満たされた事で他の人にも良い影響を与えられる。そして、そんな自分自身が他の人にも良い言葉をかけられる心の余裕ができるんだと思います。またプラスの言葉が自分に循環します(o^^o)
『自分で自分を褒めてあげたい』 by マラソン選手の有森裕子さん
『怖いこわい京都、教えます [単行本]入江 敦彦 (著) 』
・異形-06【人型】
・伝説-02【首塚】
・寺院-08【清水の舞台】
・奇妙-02【普請受け】
・・・・など等
地元が京都である著者による、恐怖スポット紹介(>_<) 京都の街並みにある、地元の人なら良く知っている、でも余り深くは知られていない部分を著者の体験と共に語ってくれてます。 ただ、怖いと言うよりは歴史や美術品の解説を聞いているような不思議な感がしました_φ( ̄ー ̄ ) ・・・人間-07【イケズ】、、、モバQ
【自由奔放そうなOさん】
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『虫眼とアニ眼 (新潮文庫) [文庫]養老 孟司 (著), 宮崎 駿 (著) 』
養老孟司さんの本を宮崎さんが読んで面白いと、思ったのがキッカケで対談する事になったようですね。さいしょの数ページに宮崎さんが描かれたと思われるジブリの世界を連想させる挿絵が描かれています(#^.^#)
対談の中で今の小学校や街並みを変わった形に変えて学校自体をゆうなれば一つの自然学校のようにしてあげたい(子供の能力を引き出すために)
そういう、自然との触れ合いの大切さが伝わるエピソードとして、あるお母さんが来られてジブリの映画を毎日見せてるんですよ(^^)と言った時に、ジブリは年二、三回 だけみたらいいんだ後は子供達を外で遊ばせてあげなさい♪( ´θ`)ノ
と、、未来の担いてである子供達へのメッセージに溢れたほんですね( ´ ▽ ` )ノ
『あしたのお弁当 (mama’s cafe books) [ペーパーバック]飯島 奈美 (著) 』
前回に引き続き、、と前置きされた上で料理本は料理本でもお弁当に焦点を当てた本を持って来て頂きました。著者の方のモットーとして、ごく普通のどうやったら美味しくさせるか(見せるか?お弁当なので特に)?
お弁当を持参される方はほぼ毎日の事なので、お昼ご飯のささやかなひと時、ちょっとした一手間で至福の時間が得られる、、、なんともいえない夢心地になりそうですね(´-`).。oO(妄想)
【読書会に来て充電中のMさんひらめき
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『さぶ (新潮文庫) [文庫]山本 周五郎 (著) 』
ご家族の方にイイよ〜と勧められて読まれたようですね!時代背景は江戸時代かな?そんな時代に住むエイジという、人間的にカッコいい主人公。そんなエイジが今で言う所の冤罪でお縄に頂戴されてしまう(~_~;)しかも、何者かによって罪を着せられ陥れられる、。、
今までが順風満帆だったエイジ。そんな彼への突然の人生の転落により自暴自棄になってしまう『てやんで〜、やってられるかーヽ(;▽;)ノ 』 でも、そんな姿を親友であるサブは見捨てず信じて支えていこうとします(=´∀`)人(´∀`=) その甲斐もあり、エイジはもしこままこの事件が起きなければ、「友情のありがたみも、人生のドラマも感じる事もなく、一生を過ごしたかもしれない」、、と。男の友情や人生の困難を切り抜けて本当の幸せとは?を考えさせてくれる本のようですねもうやだ〜(悲しい顔)
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生(角川文庫)フィツジェラルド (著),永山 篤一(訳)』
映画でも話題になったので、題名をご存知の方も多いのでは?子供として産まれた瞬間からすでにお爺さんのような風貌(体の中も)で産まれた主人公。お爺さんとして産まれながらも成長?するに従い、徐々に若返っていき、、そしてとある普通の女性と結婚。当然の事ながら、女性は年が経つにつれ、年老いていく、、、数奇な人生を二人は歩む、、、
グレート・ギャッツビーの著者でもあり、数行の文章だけでその人の心理描写が伝わってくるとの事!まだ、途中との事なのでラストでの結末や如何に??
【タイムトライアル(水滸伝)に挑戦中のOさん】
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『スティーブ・ジョブズ 成功を導く言葉 (青春新書INTELLIGENCE) [新書]林 信行 (著) 』
亡くなった今でも伝説のカリスマとして信奉されるジョブス氏。この本自身は亡くなる2、3年前に購入されたとの事。あまりジョブスのプレゼンは見た事は自分は無いのですが、彼のプレゼンは聞く者、見る者を惹き付ける才能があったexclamation×2それだけ、言葉の魔力に拘ったのは優秀な人材を集めたかったからとの事!アップルから追い出される原因ともなった、ペプシの立役者であるジョン・スカリー(←wiki)を射止めた言葉がこちら↓
「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか、それとも世界を変えるチャンスをつかみたいか。」
M談「この言葉を聞いた時に体に電流が走りました」、、、普通やなぁ
『水滸伝 16 馳驟の章 (集英社文庫 き 3-59) [文庫]北方 謙三 (著)』
前回参加された時に11巻まで読破され、、次回はラスト19巻まで!?と、、、さすがにそこまでは到達できなかったとの事ですがあせあせ(飛び散る汗)十分にハイペースで今回も16巻を紹介戴きましたダッシュ(走り出すさま)
気に入られている点が登場人物がかなり多いこと!そしてそれら一人一人の個性がスゴクハードボイルで志を持っている人が多いとの事exclamation×2時代背景がすでに国が崩壊している時代の為、己の力を試すもの、国を乗っ取ろうとするもの、天下泰平を目指す人等、、←少しデフォルメして紹介していますがわーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)
そんな個性的な登場人物にもこの本の魅力が見え隠れしているのかもしれませんねかわいい
【かなりの読書通のSさん】
※多くの紹介本を既に読まれてました
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『利休にたずねよ (PHP文芸文庫) [ペーパーバック]山本 兼一 (著)』
わび・さびのお茶の世界感を確立した千利休。その利休が秀吉の怒り(嫉妬?)により切腹させられる処から物語がスタートします、、。時系列とは反対向きに時間が流れ、利休と関わった人々による関わり等がストーリーとして描かれています。茶道の嗜みや所作についても本の中で克明に明記されておりその道に携わった方にとっては趣きのあるストーリーとなっておりますいい気分(温泉)
一昨年?に紹介されブログに本の紹介をアップした際、まったく自分の紹介と違うむかっ(怒り)と言われた事がありましたが、、、今回や如何に、、
『パイロットフィッシュ (角川文庫) [文庫]大崎 善生 (著) 』
登場人物がなんとエロ本を出版しているおっちゃんとのこと(゚o゚;; もう一人は援助交際をしている女子高生ときた(~_~;) ただ、じょしの方は何か思う所があって援交をしているようですね。そんな二人が出会い、その女子高生から不思議な影響を受けていきます(。-_-。)
実はこのおっちゃん、今の仕事を元カノに紹介して貰って就職したとの事。そんな昔話に思いを馳せながら、、青春を振り返るSTORY。題名となったパイロットフィッシュ、熱帯魚等の魚を飼う時に予め住まわせ、次に入れる魚の為の良い環境を整えてくれるようですね。あたかも、この女性達がパイロットフィッシュのように(。-_-。)
読者会で三度も紹介された将棋の著者です→聖の青春
『キュッと曲がって90度! 関西オノマトペ用例集 [単行本(ソフトカバー)]
豊島美雪&こそっと関西オノマトペ研究会 (著), 福マキ (編集), ハピネス☆ヒジオカ (イラスト), 豊島美雪 (監修) 』

関西の人らはよく、ちゃっちゃとやってや!キュッと曲がって、ちょこちょことか、一種の擬音を使いますが、そのちょこっとって、、何センチ?ちょこっとって、実際には何gくらい?など ある意味どうでもいいような(失礼)事を真剣にアンケートをとって調べたワークブックになっています(^^;;
中身はそんな説明の他に答えのない⁈問題集があったりと楽しめる内容になっております。ただ、こんな薄いのに840円って(ちょこっと高ッ) お後が宜しいようで(笑)
【その季節、季節に応じた本を紹介してくれるNさん】
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『急行「北極号」 [大型本]クリス・ヴァン・オールズバーグ (著), Chris Van Allsburg (原著), 村上 春樹 (翻訳) 』
クリスマスにちなんだ本を持ってきて頂きました。本の紹介の際に、Nさんの家でのクリスマスにちなんだストーリー(日常)についてお話戴きましたかわいい
少年がサンタクロースの第一号のプレゼントを貰う為に自ら北極行きの北急行に乗っていくという、、なんともロマン溢れる物語ぴかぴか(新しい)そのストーリーに相まって素朴な感じの描写がいい感じですね
そして、その中の一節をNさんが朗読してくれました
「、、、年月が経つにつれ、次第に鐘の音が聞こえなくなってきて、、、」
※一部しかメモれてません
要約すると子供の頃の純粋な心には見えたり、聞こえていたものが大人の階段を上るにつれて段々それが判らなくなっていくんだよ、、、(´-`).。oO(何だかせつないなぁ)
子供向けの絵本なんだけど、、深いな~と思わせてくれる内容ですね
『クリスマスの三つのおくりもの 全3冊 (日本傑作絵本シリーズ) [単行本]林 明子 (著) 』
こちらもクリスマスにちなんだ絵本ですね、先程は大型の本でしたがこちらはホントに小さな絵本、しかも三冊のセットになってますかわいいその一冊一冊にとある姉弟(←なんて読むんだろう?)の一人ひとりの物語が始まります。
姉のれいちゃんは寝ないでサンタさんと出会っちゃう物語。弟のもっくんは大の着替えが苦手の男の子、でもクリスマスパーティーに参加したいのに今度は何故かズボンのほうがピョンピョン逃げてしまうダッシュ(走り出すさま)そんなおかしな物語。妹のかすみちゃんはクリスマスケーキに付いていたイチゴが足りなくて探しに行くも心優しいお姉ちゃんの物語。
いつまでもこの本達を大事にされている理由が伝わってきますねかわいい
【今回初参加となるKさんNEW
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『1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8) [文庫]ジョージ・オーウェル (著), 新庄 哲夫 (著), George Orwell (著)』
先程Nさんが紹介された急行「北極号」村上春樹氏が共著をされており、この1984年も日本だけでなく海外でも話題となった1Q84のインスピレーションの元となった本ですねかわいい
1984年と言えば日本は高度経済成長が始まろうとしていたこの時期、とある国家では常に国民を監視し、独裁者が国を支配する国家を描いた作品のようです眼鏡確かに日本の国情だけを見ていると海外にそんな国が有るとは想像し難いですが、ニュースでみる世界などでこういった実情があるのは事実化もしれませんね、、、。監視しているという意味では日本も、、、物語り自体はフィクションですが時代におけるこういった危うさを風刺しているような怖さを感じさせますね、、、
『門 (岩波文庫) [文庫]夏目 漱石 (著) 』
こちらは坊ちゃんで有名な夏目漱石さんの作品。前回、大阪の読書会で紹介された”それから“という作品をipodアプリで読んでる途中でしたダッシュ(走り出すさま)その時は気がつかなかったのですが、漱石さんのストーリーはどちらかいうと、、、起伏の少ない書籍が多いのですかね??(少なくともこの本はそうみたいですが)。ただ、出版がかなり昔なのですが、文体自体がすごく読み易い作品を書かれますね~。それでいて、ゆ~たりした感じで読めるとの事かわいい
※あまりストーリを把握できてませんでした、、、すいませんm(_)m
こちらもipodアプリでダウンロードし読んでる最中ですいい気分(温泉)
『沈黙 (新潮文庫) [文庫]遠藤 周作 (著)』
沈黙、、遠藤周作、、どこかで、、、あ!神戸の読書会でKさんが紹介してくれた本でした(しかもKさんも読書会自体初参加だった気が)。読書会に参加される方が一番最初に紹介される本はその方が本当にずーと気にいっている本をお持ちくださるケースが多いんですかわいい
時代は江戸時代、キリシタンがキリスト教を棄教させられる(鎖国の影響?)事に、、。当時の人々は自らの信心でどんな事があっても棄教しなかったようです。そんな人達に日本史上最も酷い拷問が繰広げられたようです、、、。そんな人々の様子を見て、”なぜ、神はここまでの事をされているのを沈黙されるのか、、“ ”神は存在するのか“と、、、
同じ本ですが、紹介する方によって色々な捉え方があるんだなぁと再確認しましたもうやだ〜(悲しい顔)
【今までとは違うジャンルに挑戦!Nさん】
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『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書)中野 京子 (著) 』
以前にNさんが紹介戴いた名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)の姉妹品となります。今回はドイツ系貴族の家系であるハプスブルク家ということで、、と言っても判らない方が殆どかと思いますがたらーっ(汗)マリア・テレジアやフランス革命で悲劇のヒロインとなったマリーアントワネットといえばご存知の方も多いかと。。
それらの現存する美術書というよりはパップスブルク家の歴史書に近いようですね目本書にも家系図が描かれており、各人物の関係も判るとの事です。ここは著者の持ち味なのかもしれませんが、個人的な意見がスゴク毒々しいとの事、、あせあせ(飛び散る汗)この書籍の詳しい事は判りませんが、この時代における栄華衰退を垣間見た事を思えば、、、
『レインツリーの国 (新潮文庫) [文庫]有川 浩 (著) 』
こういったジャンルについて読むことは余り無かったようですが、
爽やかでキュンとなったとの事揺れるハート
主人公の信行(シン)には忘れられない本があった。それをネットで見つけて感想を書いた事をある女性が見た事から物語の歯車が動き出しますかわいい男女のメールやりとりが始まり、次第に信行はその子に逢いたくなります。が、、、女性の方はなかなか逢おうとしてくれません、、。彼女にはある改善できないコンプレックスがあったからでした。。。そして二人が出会い、相手の事を思いやって、その壁を乗り越えていく
現実にはこんな人いないでしょ雷と思いつつも憧れ、心温まる物語ですかわいい
以上で本の紹介を終わりますダッシュ(走り出すさま)
会が始まる前は時間がゆったりしてたのですが、、、今はやたらと時間に追われている気がたらーっ(汗)
夏休み終了間際の小学生の気分ですあせあせ(飛び散る汗)
※今回はランチ会ありませんでしたいい気分(温泉)
それでは、今回の京都読書会の報告を終了したいと思います!
ほんわかCafe読書会 オフィシャルサイト
http://book.geocities.jp/honwakadokushokai/
読書会の予定はこちらです↓
【H24年01月大阪ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/242983174.html
【H24年01月神戸ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/242983297.html
【H24年01月京都ほんわか読書会の予定はこちら↓】
http://dokushyo.seesaa.net/article/242983074.html

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